仮想通貨 分離課税移行
節税効果シミュレーター
売却益と年収を入力するだけで、現行の総合課税(最大55%)と2026年度以降の申告分離課税(20.315%)での税額差を即計算。今売るべきか・待つべきかの判断材料に。
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仮想通貨の税制改正:2026年 申告分離課税とは
2025年12月に閣議決定された2026年度税制改正大綱において、仮想通貨(暗号資産)の利益を株式・FXと同様の「申告分離課税」(税率20.315%)に移行する方針が示されました。現行制度では雑所得として総合課税される仮想通貨の利益が、年収の高い方には最大55%もの税率がかかっていました。
現行制度(総合課税)の仕組み
現行では、仮想通貨の利益は給与所得などの他の所得と合算して課税される「総合課税」が適用されます。税率は課税所得の合計額に応じた超過累進税率(所得税5〜45%)に、住民税10%と復興特別所得税2.1%が加わります。例えば給与年収800万円の方が仮想通貨で100万円の利益を得た場合、その100万円には約43%前後の実効税率がかかります。
2026年以降の新制度(申告分離課税)の仕組み
申告分離課税では、仮想通貨の利益は他の所得と切り離して、一律20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)で課税されます。株式の譲渡所得と同じ仕組みです。高所得者ほど恩恵が大きく、年収1,000万円超の方では現行より30%以上も税率が下がるケースがあります。
損失の繰越控除も可能に
申告分離課税移行後は、株式投資と同様に「損失の繰越控除(3年間)」が認められる予定です。今年仮想通貨で損失が出た場合、翌年以降3年間にわたって利益と相殺できるようになります。これにより「損出し(意図的な損切りで節税する手法)」が有効な戦略となります。
今すぐ売るべきか・2026年以降に待つべきか
年収が低い方(課税所得が195万円以下)は現行の所得税率が5%と低いため、総合課税でも実効税率が20%を下回ることがあります。この場合は現行制度の方が有利で、2026年まで待つと税負担が増える可能性があります。本シミュレーターで自分の年収と売却益を入力し、どちらが有利かを事前に確認することをおすすめします。