手取り計算ツール
年収を選ぶだけで手取り・所得税・住民税・社会保険料を即計算。内訳グラフ+年収別早見表つき。扶養・介護保険・ボーナス・時給にも対応。2026年度版。
| 年収 | 社会保険料 | 所得税 | 住民税 | 手取り(年) | 手取り(月換算) |
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掲載サービスは編集部が独自の基準で選定しています
手取り計算の仕組み
手取りとは
手取りとは、額面給与(税込収入)から所得税・住民税・社会保険料(健康保険・厚生年金・雇用保険)を差し引いた実際に受け取れる金額です。一般的に額面給与の75〜85%程度が手取りになりますが、年収や扶養家族の数によって大きく異なります。
社会保険料の内訳
社会保険料は健康保険・厚生年金・雇用保険の3種類が主なものです。協会けんぽ(東京)では2026年3月改定後、健康保険は9.91%(労使折半で4.955%が本人負担)です。厚生年金は18.3%(同9.15%)、雇用保険は2026年度より0.5%(2025年度から0.1%引き下げ)です。40〜64歳は介護保険料(1.62%、同0.81%)も加算されます。また、2026年4月から「子ども・子育て支援金」(0.115%)が新設されました。
所得税の計算方法
所得税は年収から給与所得控除・社会保険料控除・基礎控除・扶養控除などを差し引いた「課税所得」に超過累進税率(5〜45%)を掛けて計算します。源泉徴収税額は年末調整で精算されるため、1年間のトータルで正確な税額が確定します。
住民税の計算方法
住民税は前年の所得をもとに翌年6月から課税が始まります。税率は課税所得の約10%(所得割)+均等割(約5,000円)です。新入社員の場合は入社1年目に住民税がかからない(前年所得なし)ため、2年目から住民税の天引きが始まります。
2026年度の手取りに影響する変更点
「178万円の壁」:課税最低限が大幅引き上げ
2026年度の最大の改正ポイントは「178万円の壁」の創設です。給与収入が178万円以下の場合、所得税が非課税になります(合計所得489万円以下の場合)。この178万円は「給与所得控除の最低額74万円+基礎控除104万円(本則62万円+特例42万円)」の合計です。
| 控除項目 | 2024年度(改正前) | 2026年度(改正後) |
|---|---|---|
| 基礎控除(本則) | 48万円 | 62万円 |
| 基礎控除(特例) | なし | 42万円 合計所得489万円以下 |
| 給与所得控除(最低額) | 55万円 | 74万円 |
| 課税最低限(合計) | 103万円 | 178万円 |
なお、特例の42万円は合計所得が489万円を超えると段階的に縮小し、655万円超では適用されません。本ツールはこの所得階層別の変動を自動で計算しています。また、特例措置は2026年・2027年の2年間の時限措置です。
子ども・子育て支援金(2026年4月新設)
2026年4月から、公的医療保険に上乗せして「子ども・子育て支援金」の徴収が始まりました。協会けんぽ(東京)の場合、労働者負担分は月額給与の0.115%です。標準報酬月額30万円の会社員では月額約345円の負担増となります。社会保険料の内訳に独立した項目として表示しています。
定額減税の終了
2024年に実施された所得税3万円・住民税1万円の定額減税は2024年限りの措置です。2026年分の給与計算では定額減税がないため、2024年と比べると手取りがやや減少するケースがあります。本ツールは定額減税なしの2026年度基準で計算しています。
協会けんぽ保険料率(2026年3月改定)
健康保険料率は都道府県ごとに毎年3月に改定されます。本ツールは協会けんぽ東京の2026年度料率(9.91%)を使用しています。勤務地の都道府県や加入する健保組合によって実際の保険料は異なります。
雇用保険料率
2026年度の雇用保険料率(一般の事業)は労働者負担分0.5%です。2025年度の0.6%から0.1ポイント引き下げられました。建設業など一部の事業では料率が異なります。