年収の壁シミュレーター【2026年大改正版】
週20時間・130万・178万・201万円の4つの壁を年収・勤務時間・企業規模から一発判定。社会保険料と税金の手取りへの影響・損益分岐点・社保肩代わり特例(8割還付)の効果を試算します。
iDeCoの掛金は全額所得控除。課税所得を下げることで、実質的に壁の位置を「ずらす」ことができます。年収の壁対策として最も効果的な方法の一つです。
掲載サービスは編集部が独自の基準で選定しています
2026年大改正|年収の壁の全体像
①週20時間の壁(2026年10月〜)
旧106万円の壁(月額賃金8.8万円以上という賃金要件)が廃止され、「週20時間以上かつ51人以上の企業」という基準に一本化されました。年収に関係なく、週20時間以上働けば社会保険の加入義務が生じます。なお企業規模の要件は段階的に緩和され、2035年にはすべての企業が対象となる予定です。
②130万円の壁(2026年4月〜)
扶養から外れる基準は従来通り年収130万円ですが、2026年4月から判定方法が「契約書ベース」に変わりました。残業代や一時的な収入増加は判定から除外されるため、契約年収が130万円以下であれば一時的に超えても扶養を継続できるケースが増えています。また事業主証明書があれば最大2年間は扶養継続が可能です。
③178万円の壁(2026年〜)
給与所得控除が55万円から74万円に、基礎控除が48万円から62万円に引き上げられ、さらに特例加算が加わることで、年収178万円以下は所得税が実質ゼロとなりました。従来の103万円から大幅に引き上げられた新しい所得税の非課税ラインです。
④201万円の壁
配偶者特別控除が段階的に減少し、年収201万円を超えると完全になくなります。配偶者(パートナー)の税負担が増えるため、夫婦合計の手取りで考えると201万円前後は慎重に計画する必要があります。
社会保険料の肩代わり特例(2026年10月〜2029年9月)
新たに社会保険に加入した短時間労働者を対象に、本人負担分の約8割を国が還付する3年間限定の特例です。実質負担が2割程度に軽減されるため、社会保険加入による手取り減少は一時的に大幅に緩和されます。ただし特例終了後は通常の負担に戻るため、長期的なキャリア計画と合わせて考えることが重要です。